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鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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平成28年新作名刀展授賞式 

今日は、平成28年新作名刀展の授賞式に出席しました。
出品数も増え、前日の勉強会、授賞式とも華やかでした。


awarding ceremony 2016_1


平成29年9月に刀剣博物館は、墨田区両国に新築移転しますので、この刀剣博物館での授賞式と新作名刀展は今年で最後となります。
平成11年から毎年出品し、嬉しい思いも悔しい思い、多くの思い出が詰まったこの刀剣博物館。
感慨深いものを感じました。

私は特賞(寒山賞)を受賞しました。最高賞ではないものの、特賞を昨年に続き受賞できたことにほっとしております。
久しぶりに多くの方とお会いし、話す事が何よりも刺激になりました。心新たに頑張ろうと思います


awarding ceremony 2016_3


出品作品とともに。


awarding ceremony 2016_2


「無鑑査」にまた一歩近づきました。
この一年も作刀に打ち込みます。

来年さらに進化した私の作品を楽しみにしていて下さい!



平成28年新作名刀展の結果 

お知らせするのが遅くなりましたが、平成28年新作名刀展において(公益財団法人 日本美術刀剣保存協会主催)、昨年に引き続き寒山賞を受賞いたしました。
悔しい思いもありますが、特賞を受賞することができ、私の刀工人生の目標の一つである「無鑑査」にまた一歩近付けました。
まずは、授賞式前日の勉強会に参加し、しっかりと先生方からの評価をお聞きし、他の刀匠方の作品を拝見し、しっかりと勉強してきます。


the sword for the competition of 2016


なお、新作名刀展の結果につきましては、日本美術刀剣保存協会のウェブサイトより、pdfファイルをダウンロードしてご覧下さいませ。

ウェブサイト:http://www.touken.or.jp/

「大河ドラマ『真田丸』の舞台~大阪城ファミリーフェスティバル2016~」のご案内 

イベント告知の前に。

このたび、熊本、阿蘇、大分など九州地方での地震で、被災された方々に、心よりご冥福とお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を、心より願っています。

告知が大変遅れてしまいましたが、4月29日(金)より3日間、大阪城にて「大河ドラマ『真田丸』の舞台~大阪城ファミリーフェスティバル2016~」が開催されます。

4月29日には、18時より私の師匠である河内國平と弟弟子の小宮國天、金田國真、そして私による公開鍛錬を行います。
夕暮れ時の美しい空の色の移り変わりとともに、響く槌音、赤く沸く鉄・・・。それを鍛える私たちの姿が一枚の絵のようになるような鍛錬をお見せしたいと考えております。

また、その他会期中は、お子様から大人まで楽しんでいただける様々なイベントがございます。
新緑に染まった大阪城へ、ぜひ皆様お越し下さいませ。

詳細は、「大阪城天守閣」のウェブサイト、イベント情報よりご覧下さいませ。
http://www.osakacastle.net/


demonstration at Osaka Castle1



demonstration at Osaka Castle2



demonstration at Osaka Castle3



demonstration at Osaka Castle4
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梃子棒直し 

長年愛用している梃子棒が、真ん中の鍛接面から折れかけたので、
一度外してしまい鍛接し直しました。
小さい割れなどの場合は修理しますが、
今回の場合は一度外してしまい、鍛接し直した方が時間も早く、確実に直るので丈夫になります。


tekobo2.jpg


沸かしをかける時に、梃子棒の紐の一部が燃えてしまいました。
燃えた紐を外すと、下から味のある深い錆びの表面が顔を出しました。
あまりの美しい錆びに、どうしたらこんな綺麗なサビが付くのかと考えてしまいました。


tekobo1.jpg


平成七年六月吉日、私が入門4年目に製作した梃子棒です。
21年間、汗やホコリ、炭や土が付いた手で梃子棒を握り続けた結果、
紐の下で驚くような美しい錆びに育っていました。
私の努力の結晶です。

次回確認できるのは20年後位かな?
新しい紐に巻き直し、今日から始まりです。
ONの日  :  trackback 0   :  comment 0  : 

Google Cultural Institute 「Made In Japan:日本の匠」 

グーグル(Google)が、日本の工芸作品を世界に紹介する「Made in Japan: 日本の匠」プロジェクトにご協力させていただきました。
1月26日、Google Japan本社にてオープニングイベントが開催され、ご招待いただきました。

Googleが、数年前よりオンライン上で美術作品や歴史的文献を閲覧できるサービス「Google Cultural Institute」。
オンライン上で、世界各地の美術館や博物館の美術作品や歴史文献を閲覧できます。
この度、27都府県から82種の工芸品が公開されることになりました。

私は、「日本刀」として高見國一鍛刀場を紹介いただき、また作品も掲載していただいております。
プロジェクト・ディレクターの前崎信也氏のもと、
監修&テキストの上野昌人氏と、長年のお付き合いであり、私を撮り続けて下さっている
写真家 宮田昌彦さんが鍛刀場にお越し下さり、撮影いただきました。


google cultural institute1


Google Japan本社。


google cultural institute2


正面玄関横に受付があり、手続きしました。
厳重なゲートを通りエレベーターで会場である43階まで。
会場で写真家の宮田さんと合流。
少々緊張していましたが、、着物を着たスタッフの皆さんの笑顔に癒され、ほっとしました。


google cultural institute3


時間がありましたので、会場内を観て回りました。
グーグルの方に、「是非体験してください。」とお声をかけて頂いたので、
色々と自分で操作しながら、楽しく観させていただきました。
早速、宮田さんとともに、私のページを見ました。嬉しい!


google cultural institute4


イベントは同時通訳機を着けての日英で行われました。
ピーター フィッツジェラルド(グーグル株式会社代表取締役)の開会の挨拶にはじまり、アミット スード(カルチュラル インスティチュート 統括責任者)の基調講演、「日本の地方の魅力・文化の世界への発信」のパネルディスカッションがありました。
魅力的な、共感出来る素晴らしいお話でした。


google cultural institute5


お話の中で、日本刀も取り上げて下さいました。


google cultural institute6



google cultural institute9


立食パーティーの中、盆栽師 平尾成志氏によるパフォーマンスも男らしく繊細でした。


google cultural institute7


「日本の地方の魅力・文化の世界への発信について」のパネルディスカッション。


google cultural institute10


グーグルの会社にはゲームルームもありました!
テレビゲームをしたり、真剣に卓球をしている方たちもいました。


google cultural institute11



google cultural institute12


グーグルのマスコットだそうです。
通称「ドロイド君」。


google cultural institute8


アミット スード氏と。
あぁ~、私はどこを向いているのでしょう。(笑)
「日本刀のページは、あなただったのか。」とお声をかけて下さいました。
お着物は私物で、西陣織を好んで着られているそうです。よくお似合いですね。


google cultural institute13


普段出かけることが少なく、鍛刀場で過ごすことの多い私には、大変刺激的な時間でした。


google cultural institute14


会が終わる頃には会場から綺麗な夕陽を見ることができました。

前日まで、正直気持ちが重かったのですが(出不精なもので)、多くの新たな出逢いに感謝し、また日本の工藝が世界中から注目されていることは事実であることを再確認できた、充実した一日でした。

この小さな兵庫県佐用町から、私自身と作品の品位を高め、そしてグローバルな視野で、作品を作っていきます。

「Google Cultural Institute」のウェブサイトは、下記よりアクセスして下さい
世界の名品の数々ををオンライン上で、リアルに体感し観ることができます。
ぜひご覧下さい!


https://www.google.com/culturalinstitute/home?hl=ja


参加パートナー(五十音順)
- 青森県観光 国際戦略局観光企画課
- 秋田県産業労働部地域産業振興課
- 伊勢半本店 紅ミュージアム
- 仙台観光国際協会 
- 立花家史料館
- 立命館大学アート・リサーチセンター

「Made in Japan:日本の匠」掲出 工芸品リスト- 27 都府県 82 種
青森県:こぎん刺し、津軽塗、南部裂織、ブナコ、あけび蔓細工、津軽金山焼、八幡馬、きみがらスリッパ
秋田県:川連漆器、樺細工、大舘曲げわっぱ
宮城県:堤焼乾馬窯、仙台箪笥、玉虫塗
山形県:深山和紙、月山和紙
新潟県:越後門出和紙
石川県:珠洲焼、山中漆器、九谷焼、輪島塗、大樋焼
富山県:悠久紙
群馬県:木工芸
栃木県:栃木 竹工芸、益子焼
埼玉県:江戸蒔絵、盆栽
東京都:自在置物、江戸指物、江戸からかみ、江戸結桶、和更紗、紅
神奈川県:箱根寄木細工、日本の甲冑、日本の組紐
静岡県:駿河竹千筋細工
愛知県:瀬戸焼、常滑焼
三重県:伊勢型紙、伊賀焼
岐阜県:美濃焼
京都府:京焼、朝日焼、和鏡、京友禅(手描き)、京友禅 《型友禅》、西陣織、京つげ櫛、花かんざし、
黒谷和紙、京漆器、京唐紙、京薩摩、京繍、印籠、京七宝、芝山象嵌
大阪府:堺 竹工芸
奈良県:赤膚焼、奈良墨
滋賀県:信楽焼
兵庫県:丹波焼、出石焼、赤穂緞通、日本刀
広島県:宮島御砂焼、熊野筆
岡山県:備前刀
香川県:讃岐かがり手まり
山口県:萩焼
福岡県:日本の線香花火、蒲池焼、明治時代の有田焼、加茂人形、雛調度、蒔絵盃、小笠原流折形、芦屋釜
熊本県:肥後鐔、山鹿灯籠

※Google ウェブサイトより
http://googlejapan.blogspot.jp/2016/01/made-in-japan.html

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