鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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お守り刀(家宝として) 

昨年、ご依頼を受けたお守り刀です。
ご依頼主様は福井県にお住まいですが、ご出身が兵庫県とのことで、兵庫県の刀鍛冶にお守り刀を依頼したいと思われていたそうです。

既にご存じの通り、ご依頼を受けた時は、新たな作風に挑戦中でした。
不安もありましたが、ご依頼主様に思い切って、今までとは違う作風に挑戦し、その作品をお納めさせていただいてもよろしいですかとお尋ねしたところ快諾していただきました。

刀をお納めさせていただく日まで、遠方ですのでメールや電話でのやり取りでお会いすることができませんでした。
しかし、ご依頼主様からのメールから、私を信頼し任せて下さっていることが伝わって来ました。
ご依頼主様のお守り刀として相応しいものを作り上げたい気持ちが、さらに作刀意欲を掻き立てました。

そして、完成したのが「春雷」です。
「春雷」は春の季語です。
冬ごもりしている虫たちを目覚めさせる春の到来を伝える雷です。

私の新たな挑戦への意味を込めて、「春雷」と名付けました。
今年の新作名刀展の出品刀も同じ思いで製作しましたので(出品刀も「春雷」と名付けました)、この二振りは特別な意味を含んでいます。


Syunrai_for a family treasure


画像では分かりにくいですが、乱れ映りがあるのがお分かりいただけるかと思います。
山々の色が少しずつ春の色に変わり始めたころ、鳴り響く雷鳴。
したたる雨音。
目を覚ます虫たち。そして私自身の新しい目覚め。
そんな情景が、作品から伝われば嬉しいです。

お納めさせていただいた日、ご夫婦で鍛刀場までお越し下さいました。
初めてお会いしたにも関わらず、話も弾み、作品も喜んでいただき胸を撫でおろしました。
ご依頼主様の家宝としてのお守り刀。私の刀が、ご家族を見守り続けてくれる存在になることを心より願っています。

研ぎ:古谷豊久氏
鞘:森井敦央氏
ハバキ:中田育男氏
撮影:Kei NAKAMURA, Spare Time Studio

長さ:81.0cm
反り:2.35cm
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