鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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仕上げ 

時間の許す限りギリギリまで焼入れをしました。
赤かまし、姿直し、鍛冶押しと進めました。
刀身の肉置きが決まると姿が締まってきます。
刃文も薄っすらと見え、仕上がりが楽しみです。

making a groove1

刀身の鎬地に樋を彫る線をケガキ、一気に彫って行きます。
写真のセン屑を見てもわかる様に、粘りのある鉄でした。
粘りがあるとセン屑もクルクルとカールし、
硬いとプチプチと切れた短いセン屑になります。

making a groove2

切っ先は人に例えると顔ですので、締まった樋先に仕上げたいです。
樋先は、表裏同じ長さや形に仕上げ、樋先に向けて光が通るように深さや形を少しずつ彫り進めます。

sand papers for polishing a groove1

これは樋を磨くペーパーです。
ペーパの大きさも刀身に合わせて、元、中、先と三種類の大きさに切ります。
写真には写っていませんが、#60~#400までのペーパーを使います。
#60~#80番まではムラを取りながら磨きます。
#100は小ムラを取りながらの磨きになります。

polishing a groove_for the competition sword

#150~#400までは樋を磨き上げていきます。
この写真は#240で前のペーパーの目を取りながら磨いているところです。

polishment completed

ペーパ最後の#400が磨き終わったところです。

the blade after polishing a groove

最後はラッピングといって細かい磨き粉を刀身につけ、
柔らかい木を使い直接刀身を磨く作業です。
ラッピングが終わり、樋が完成しました。
樋に光を通すと一切の淀みも無く光が通ります。

the blade after polishing a groove2

茎(なかご)#1000番まで細かく研ぎ、茎仕立てに入ります。
普通はハバキを造ってから茎仕立てをしますが、今回は時間の都合、
ハバキの製作をしてからそのまま研ぎに回す段取りになりました。

nakago jitate1

茎の鑢の角度を決めます。
鎬造りの場合は左側から鑢を掛けていきます。
始め、細かい茎鑢をかけます。

nakago jitate2

細かい鑢が掛け終わると、
仕上げに手切りの荒い鑢をかけます。
この時に、荒い鑢を掛け過ぎると下地の細かい鑢の意味が無くなるので、
程ほどに掛けることが難しく、美しい鑢にする秘訣です。
上の写真との違いがわかると思います。

nakago jitate3

目釘穴を開けて完成です。

the blade before polishing

全身はこんな感じです。


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