鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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鑢がけ→焼鈍 

火造りの終わった刀身に鑢をかけます。
刃の線と棟の線を出し、軽く庵棟に鑢をかけて決めます。
yasurikake_a.jpg
鑢がけが終わると次は焼鈍です。
刀身全体を焼き入れと同じ様に、温度のムラを出さない様に均一に赤めます。
強く赤め過ぎるのは良く無く、変態点を少し超えた位の温度が適温です。
焼鈍のコツは、焼鈍温度から出来るだけゆっくりと冷やす事です。
ゆっくりと冷ます事により鋼のストレスを取り、鋼を軟らかくする事ができます。
annealing.jpg
焼鈍用の箱です。
中身は灰になっていますが、元はアク(鍛錬の時に使う藁を燃やした物)です。
灰が少なくなってくるとアクを燃やして足します。
赤めた刀身をアクの中に差し込み、一晩置いておきます。

annealing2.jpg

翌朝、刀身を取り出しました。
写真でもわかる様に、5振りの焼鈍が終わりました。
completed.jpg
次の工程では刀身の曲がりを直し、刃区(はまち)を切ります。
ONの日  :  trackback 0   :  comment 5  : 

コメント

楽しいですね

少しずつ刀の形になってくる。
見ていて楽しくなります。
きっと見学などしたら感激するのでしょうね。
2012.04.25 Wed 15:45 : URL : #7x4MEhd2 : 編集 :

 質問致します。 
 焼鈍をする事に寄って、どの様な効果が有るのでしょうか?
2012.04.26 Thu 00:22 : URL : toaru #- : 編集 :

toaru 様

焼鈍する前の刀身(鋼)は、火造りの作業で手鎚により叩き締められて硬くなっています。
目的の一つとして、焼鈍する事により鋼のストレスを取ってやり、軟らかくするためです。
二つ目は、鉄の組織の大きさを揃えるためです。

焼き入れ時には、焼きムラを抑える事にもなり、
当然の事ですが、刃物としての切れ味も良くなります。



質問致します。 
焼鈍をする事に寄って、どの様な効果が有るのでしょうか?
2012.04.26 Thu 19:40 : URL : 國一 #- : 編集 :

Re: 楽しいですね

形になっていくのは楽しいですよ。
真っ暗な仕事場で刀身を赤めるときには、焼入れとは違うので何度もホドの外で眺めます。
刀身が赤まるとチカチカと小さな花が刀身全体に走り綺麗です。
それからもう少し赤めた温度が焼鈍の温度です。
又、近くに来られましたら見学に来てください。

2012.04.26 Thu 19:52 : URL : 國一 #- : 編集 :

 なるほど。良く分かりました。
 ありがとうございます。
2012.04.29 Sun 01:21 : URL : toaru #- : 編集 :

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