鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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鍛錬-下鍛え→上鍛え- 

下鍛えが7回終わった所です。
一文字鍛えで4回折り返し、3回目の折り返しの時にコバ(私が習った鍛冶屋用語で側面の事をいいます。)が表面になるようにして折り返します。
コバを表にしてから4回折り返し、計7回折り返しを終えた所です。
一文字鍛えでは梃子の首が真ん中に来ますが、途中でコバを表面に切り替えますので、
梃子の場所が端に寄ってしまいます。
沸かしが上手になると梃子から品物を落とす事無く7,8回の鍛錬が普通に出来るようになります。
forging process_shitagitae1
コバはこのようになっています。
綺麗に流れていますが、元は表面だった面が、今はコバになっています。
forging process_shitagitae2
大きな鍛え肌が見えると思います。
4つの層に分かれて柾の肌が見えます。
この鍛えは四方鍛えと言います。
冷めてから、この鉄を2~3個に切り分けます。
forging process_shitagite3
上げ鍛えの用意です。
縦柾だった下鍛えの鉄を横にし、横柾の状態に形を直してこのように積みます。
5枚とも横柾の状態になっています。
一枚一枚が形も表面も綺麗に仕上げなければなりません。
このようにして鍛える事により、板目や杢目になるように色々研究し考えて仕事をしています。
鍛えすぎると当然地肌は流れて柾になったり、詰んだ地鉄になってしまいます。
上げ鍛えの鉄の目方は580匁目強でした。
forging process_agekitae1
子供が正月の書き初めをした半紙二枚に鉄を包みました。
鉄が動かないように確りと包みます。
forging process_agekitae2
包んだ半紙ごと水につけます。
これは、半紙にアクがくっ付くようにするためです。
forging process_agekitae3
アクをまぶしつけたら、確りと手で押さえてアクを表面につけます。
このときに大切な事は、梃子の首の所にも確りとアクをつける事です。
積み沸かしの時には首は細く沸き痛みやすいので、アクと土(泥水)で首を守る必要があるからです。
forging process_agekitae4
鍛えの土をかけてホドの定位置に品物を置きました。
上げ鍛えの始まりです。
上げ鍛えは6回程鍛えます。

forging process_agekitae5


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