鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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拵え下地 

黒漆塗打刀拵(くろうるしぬりうちかたなこしらえ)の拵え下地が完成しました。
全体の姿、バランスも良く、成木氏の信家写しの鍔が大変合っています。

koshirae1.jpg

柄下地は刃一文子の姿に、鮫皮が巻いた状態です。
とても大きな親粒が有り、そこから三つの大粒が入っているのが確認できます。
これは、最上級の鮫皮です。
この後、柄巻きは皮巻きをします。
目貫は龍の目貫になります。

koshirae2.jpg

栗形(くりかた)、返角(かえりづの)が水牛の角で作られています。
鞘は、塗師に黒蝋色の漆塗りでお願いしました。
栗形、返角も同時に塗りに掛けられます。

koshirae3.jpg

これが返角です。
独特の形をしています。
返角にも掟があり、そう簡単な物では無いようです。

koshirae4.jpg

今回は、天正風の皮巻きの柄前になります。
縁は金小縁の天正縁ですので、頭は角になります。
頭の形も、良い形と成るとセンスの要する仕事です。

koshirae5.jpg

鮫皮の粒が全体に大きく、親粒から三つ連なっているのがご覧いただけるかと思います。
皮巻きの厚みの分だけ、頭から下地が下がっています。

koshirae6.jpg

返角が栗形の頂上を向き、鯉口から覗く切羽の金色が光っています。
まだ、鳩目は付いていません。

koshirae7.jpg

自分の作品に拵えが付く事は大変嬉しい事です。
完成までには、あと少し時間を要しますが、楽しみに待ちたいと思います。

拵え下地を観るのは、刀鍛冶の私にとってもなかなか無い事ですので、大変興味み深く何度も観させて頂きました。



タグ: 拵え製作 
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