実演無事終わりました!
Posted on 2014.10.28 Tue 17:14:05 edit
兵庫県立歴史博物館での実演は、大変盛況のうちに終了しました!
とにかく楽しい一日で、充実感でいっぱいです!

兵庫県立歴史博物館の敷地内からは姫路城を見る事ができます。
こちらのガラスに姫路城が映るよう設計されています。
晴れの日も、曇りの日も、雨の日も、そして春夏秋冬、修復時、様々な姿の姫路城を映し出して来たのでしょう。

午前中は、まず銘切り体験から。
石田刀匠がデザインしてくれたプレートに、ご来場下さった方ご自身で銘切りしてもらうという体験型の銘切りです。
「お守りにする!」と言ってくれた女の子、「刀が大好きなので、鍛刀場に行ってもいいですか?」と言ってくれた男の子。
そして、大人の方々にも、銘切りの難しさを体験していただきました。

小さなノートに、銘切りの前に皆さんが切りたい言葉を書いてもらったのですが、そのノートが実にいいのです。
お一人お一人との楽しい会話が浮かんできます。私の思い出の品になりました。
大切に置いておこうと思います。

よさこいもあり。会場を彩ります。

研ぎ師の井上聡さんも来てくれたり。
最高のお天気の中、午後からは実演に入ります。

進行役は、嘉仁(よしえもん)さん扮する忍者さんです。
嘉仁(よしひと)さんは、 NPO法人 生涯学習サポート兵庫に所属され、「ぶんちゃか座」の座長として広く活躍されています。
嘉仁さんの天性と思える人を惹き付ける魅力。素晴らしいです。
私たちの緊張を解きほぐして下さり、またご来場いただいた皆様にも、笑いもありながら、リラックスした雰囲気の中、しっかりと刀について学んでいただけるよう、そして私たちが説明できるようエスコートして下さいました。

まずは火造りから。
手槌のみで刃を打ち出していき、刀の姿に形成していく行程です。
日頃、見学にお越し下さった方には、鍛練をご覧いただく事が多いのですが、違う工程をお見せするのも良いなと感じました。

石田刀匠が上手く説明してくれましたので、私は実演に集中できました。

石田刀匠は、独立後、群馬県の富岡市に鍛刀場を構えたことから、普段はなかなか会う事がありません。
しかし、師匠 河内國平の下で修業し、何年も一つ屋根の下で過ごして来ましたので、私の実演の進行を見ながら、最高のタイミングで説明を入れてくれました。
私は、ご存じの通り、言葉足らずで説明下手です。そこを上手くカバーしてくれました。
まさに「阿吽の呼吸」です。
実演中、懐かしい修行時代が蘇って来ました。

次に、土置きです。
丁子、互の目、直刃の土置きをし、皆様にご覧いただきました。
刀工にとっては日常の当たり前の事に皆様が興味を頂いて下さったりと、そのギャップも楽しかったですね。
ご来場の皆様から、また新たな気付きを得ました。
今後に生かしたいと思います。

最後に、嘉仁さん、石田刀匠、そして私で記念写真。
私たちの表情からも、最高のイベントとなった事がおわかりいただけるかと思います!

この度の実演では、兵庫県教育委員会の方々を始め、博活プロジェクトの皆様、そして兵庫県立歴史博物館の方々のご理解とご協力を得て、実現致しました。
また当日は、私をいつも応援して下さっている方々も、ウェブサイトやブログを見て駆けつけて下さいました。
皆様の温かさが何よりの私のエネルギー源になります。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ご来場下さった皆様が、刀について魅力を感じていただけた事を願っています。
そして、最後に。
実演の日まで、準備等無理なお願いを気持ち良く引き受けてくれた石田刀匠、本当にありがとう!
金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の詩のように、お互い刺激し認め合いながら、作品を作って行きましょう。
とにかく楽しい一日で、充実感でいっぱいです!

兵庫県立歴史博物館の敷地内からは姫路城を見る事ができます。
こちらのガラスに姫路城が映るよう設計されています。
晴れの日も、曇りの日も、雨の日も、そして春夏秋冬、修復時、様々な姿の姫路城を映し出して来たのでしょう。

午前中は、まず銘切り体験から。
石田刀匠がデザインしてくれたプレートに、ご来場下さった方ご自身で銘切りしてもらうという体験型の銘切りです。
「お守りにする!」と言ってくれた女の子、「刀が大好きなので、鍛刀場に行ってもいいですか?」と言ってくれた男の子。
そして、大人の方々にも、銘切りの難しさを体験していただきました。

小さなノートに、銘切りの前に皆さんが切りたい言葉を書いてもらったのですが、そのノートが実にいいのです。
お一人お一人との楽しい会話が浮かんできます。私の思い出の品になりました。
大切に置いておこうと思います。

よさこいもあり。会場を彩ります。

研ぎ師の井上聡さんも来てくれたり。
最高のお天気の中、午後からは実演に入ります。

進行役は、嘉仁(よしえもん)さん扮する忍者さんです。
嘉仁(よしひと)さんは、 NPO法人 生涯学習サポート兵庫に所属され、「ぶんちゃか座」の座長として広く活躍されています。
嘉仁さんの天性と思える人を惹き付ける魅力。素晴らしいです。
私たちの緊張を解きほぐして下さり、またご来場いただいた皆様にも、笑いもありながら、リラックスした雰囲気の中、しっかりと刀について学んでいただけるよう、そして私たちが説明できるようエスコートして下さいました。

まずは火造りから。
手槌のみで刃を打ち出していき、刀の姿に形成していく行程です。
日頃、見学にお越し下さった方には、鍛練をご覧いただく事が多いのですが、違う工程をお見せするのも良いなと感じました。

石田刀匠が上手く説明してくれましたので、私は実演に集中できました。

石田刀匠は、独立後、群馬県の富岡市に鍛刀場を構えたことから、普段はなかなか会う事がありません。
しかし、師匠 河内國平の下で修業し、何年も一つ屋根の下で過ごして来ましたので、私の実演の進行を見ながら、最高のタイミングで説明を入れてくれました。
私は、ご存じの通り、言葉足らずで説明下手です。そこを上手くカバーしてくれました。
まさに「阿吽の呼吸」です。
実演中、懐かしい修行時代が蘇って来ました。

次に、土置きです。
丁子、互の目、直刃の土置きをし、皆様にご覧いただきました。
刀工にとっては日常の当たり前の事に皆様が興味を頂いて下さったりと、そのギャップも楽しかったですね。
ご来場の皆様から、また新たな気付きを得ました。
今後に生かしたいと思います。

最後に、嘉仁さん、石田刀匠、そして私で記念写真。
私たちの表情からも、最高のイベントとなった事がおわかりいただけるかと思います!

この度の実演では、兵庫県教育委員会の方々を始め、博活プロジェクトの皆様、そして兵庫県立歴史博物館の方々のご理解とご協力を得て、実現致しました。
また当日は、私をいつも応援して下さっている方々も、ウェブサイトやブログを見て駆けつけて下さいました。
皆様の温かさが何よりの私のエネルギー源になります。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ご来場下さった皆様が、刀について魅力を感じていただけた事を願っています。
そして、最後に。
実演の日まで、準備等無理なお願いを気持ち良く引き受けてくれた石田刀匠、本当にありがとう!
金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の詩のように、お互い刺激し認め合いながら、作品を作って行きましょう。