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鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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鹿児島にて Vol.2 

西郷隆盛のゆかりの地を巡った後は、尚古集成館を訪ねました。

薩摩藩主 島津斉彬が始めた集成館事業。
富国強兵を目指し、西洋の技術を積極的に取り入れ、製鉄・造船・紡績・ガラス・化学など様々な分野の研究をしていたところです。


at Shuseikan


まずは、集成館跡から見学。
150ポンド砲(復元)がお出迎えです。


ruin of reverberating furnace


そして、私が兼ねてから見てみたいと思っていた反射炉跡。
石炭や木炭などの燃料を燃やし、その炎や熱を壁に反射させ鉄を溶かしていたそうです。
使用目的は、主に大砲造り。

反射炉は、1857年に完成したそうで、時代の最先端を行っていた事がわかりますね。


ruin of reverberating furnace2


反射炉の跡。
高さは20mあったそうです。


ruin of reverberating furnace3


↑ クリックいただくと、反射炉の説明をお読みいただけます。(光の反射で少々読みづらいですが)


Jigenryu_practice.jpg


そして、薩摩藩と言えば示現流。
示現流の稽古の様子を映像で観れるコーナーが設けられていました。
「一の太刀を疑わず」
「二の太刀要らず」

親子で練習してみました。(笑)


Sakurajima view from Sengan_en


仙巌園からの桜島。
幕臣の勝海舟や、長崎海軍伝習所のカッティンディーケらが招かれ、彼らは洗練されたその美しさに感嘆の声をあげたとの事です。

この度の鹿児島行きは、ご依頼主様へ完成したお守り刀を手渡ししたいと言う強い思いから決めました。
ご依頼主様が大隅半島の町にお住まいであったため、飛行機、新幹線、車と迷った末、やはり自家用車での手段がベストであると言う結論に至りました。
当初私は、一人で行く予定でしたが、片道約10時間の運転はやはり心配だからと言うことで、妻と娘も同行することになりました。

約半日の観光でしたが、有意義なものとなりました。

そして、ご依頼主様との出会いやお守り刀については、次回の更新より紹介していきます。


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