守り刀製作~想いをかたちに~ No.4
Posted on 2013.01.25 Fri 12:23:39 edit
↓1月22日のブログ記事は、下記のURLをクリック下さい。
(守り刀製作~想いをかたちに~ No.3)
http://kuniichitakami.blog68.fc2.com/blog-entry-380.html
↓1月17日のブログ記事は、下記のURLをクリックして下さい。
(守り刀製作~想いをかたちに~ No.2)
http://kuniichitakami.blog68.fc2.com/blog-entry-373.html
↓9月26日のブログ記事(卸鉄の製作)は、下のURLをクリック下さい。
(守り刀製作~想いをかたちに~ No.1)
http://kuniichitakami.blog68.fc2.com/blog-entry-366.html

お守り刀が研ぎ上がりました。
昨年、藤代興里先生の下での修行が明け、独立された苅田直樹さんに研いでいただきました。
ご存知の通り、蝶番を卸鉄にし、卸鉄のみで作刀した脇差です。
刃の冴えもあり、柔らかな感じのする独特の雰囲気のある地鉄でした。

今回は、差し込み研ぎをお願いしました。
ご依頼主様と何度もお会いし、いつも物静かで自然体でありながら、数少ない言葉の中からご依頼主様の生き方の強いこだわりを感じ、差し込み研ぎがご依頼主様の描かれているイメージにより近いと感じました。

銘切りは、いつも日の良い午前中に行います。

銘文はご依頼主様が時間をかけられ、「和顔愛語」と言う言葉を選ばれました。

桐箱は、いつもお願いしている鈴鹿桐箱店のものです。

箱書きは、ゆっくり墨を摺りながら心を落ち着かせ筆を入れますが、いつもの事ながら、一文字目の一角目は大変緊張します。
この度は、楷書でしっかりと書きたいと思っていたので、その思いが字に表れていると思います。

ご依頼主様が大切に保管されていた門の蝶番が、お守り刀へと姿を変えました。

お納めし、後日ご依頼主様からご丁寧なお返事をいただきました。
そこには、「貴兄が『願い』と『気』を抱かれ製作された過程が、今後守り刀を見る毎に物語となって浮かんで来るような気がします。」と書かれていました。
たまらなく嬉しい言葉でした。
これからも、一振、一振、心を込め真面目に作刀に打ち込んで行きます。
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お守り刀が研ぎ上がりました。
昨年、藤代興里先生の下での修行が明け、独立された苅田直樹さんに研いでいただきました。
ご存知の通り、蝶番を卸鉄にし、卸鉄のみで作刀した脇差です。
刃の冴えもあり、柔らかな感じのする独特の雰囲気のある地鉄でした。

今回は、差し込み研ぎをお願いしました。
ご依頼主様と何度もお会いし、いつも物静かで自然体でありながら、数少ない言葉の中からご依頼主様の生き方の強いこだわりを感じ、差し込み研ぎがご依頼主様の描かれているイメージにより近いと感じました。

銘切りは、いつも日の良い午前中に行います。

銘文はご依頼主様が時間をかけられ、「和顔愛語」と言う言葉を選ばれました。

桐箱は、いつもお願いしている鈴鹿桐箱店のものです。

箱書きは、ゆっくり墨を摺りながら心を落ち着かせ筆を入れますが、いつもの事ながら、一文字目の一角目は大変緊張します。
この度は、楷書でしっかりと書きたいと思っていたので、その思いが字に表れていると思います。

ご依頼主様が大切に保管されていた門の蝶番が、お守り刀へと姿を変えました。

お納めし、後日ご依頼主様からご丁寧なお返事をいただきました。
そこには、「貴兄が『願い』と『気』を抱かれ製作された過程が、今後守り刀を見る毎に物語となって浮かんで来るような気がします。」と書かれていました。
たまらなく嬉しい言葉でした。
これからも、一振、一振、心を込め真面目に作刀に打ち込んで行きます。