白旗城
Posted on 2012.12.21 Fri 13:02:32 edit
紅葉の美しい11月の末、白旗山に登りました。
白旗山には、赤松則村(法名 円心)が築城した白旗城跡があります。
彼は、鎌倉時代から南北朝時代に生きた武将です。
赤松円心は、鎌倉幕府滅亡後(反幕府勢力として後醍醐天皇につき挙兵)に成立した建武の新政から離反した足利尊氏に従い、挙兵に参加します。しかし、1335年尊氏は北畠顕家、新田義貞、楠木正成らの宮方に敗れて九州へ逃れます。
そこで円心は、京都方面から進撃してきた宮方の新田義貞率いる尊氏討伐軍6万に対し、白旗城に籠もり、彼らの西進を五十日あまりの間足止めさせ、湊川の戦いでの足利軍の勝利に貢献しました。
太平記にも赤松氏のこの活躍が記されています。

自宅から車で5分と言うところにありますが、家族で登るのは今回が初めてです。
登山口まで来ると、結構な高さがあります。

最近熊の目撃情報もあり、熊鈴をつけて、いざ出発です。
娘はちょっと不安そうでした。

少し見えにくいですが、登山マップです。
拡大してご覧下さい。
予定では、堀切まで30分。堀切で少し休憩。堀切から本丸まで30分。

登山道は、比較的ゆるやかです。

登山道をしばらく行くと、侍屋敷の石積みの跡がありました。

この辺りから、傾斜が急になり、石だらけの足場の悪い登山道になりました。
かなりしんどいです。
ひたすら登って行きます。

登ること約30分。やっと堀切に着きました。
ここで少し休憩です。
ちょうどその時、本丸から下山してきたボーイスカウトの一団に会いました。
娘と同じクラスのボーイズ達もいました。
引率の方からお話を伺うと、もう一つの登山道の方が傾斜が緩やかな分、楽だと。
「ここからは、景色も良いし、気持ちいいハイキングコースですよ!」と励ましの言葉をいただきました。
2つの登山道は、堀切で合流しており、ボーイスカウトの一団は、別ルートから下山されて行きました。

確かにここからは、太陽が見え、ぱっと周りの景色が明るくなり、青空が見えます。
疲れ果てていた妻も元気を取り戻しました。笑

「櫛橋丸ピークへ 約三十米」の手書きの札。
櫛橋丸までは、さらに急な斜面です。

ついに櫛橋丸跡に到着。

そして、櫛橋丸跡からの眺め。
のどかな田園風景。
何もないけれど、愛すべき田舎。

そして、本丸へと向かいます。
途中、こんな素敵な道もありました。
真っ赤に染まった落ち葉の絨毯。
人が手を入れずしてできた自然美は、何物にも代えがたい美しさがあります。

本丸へ向かう途中の二の丸跡。

ふと空を見上げ。

足元には、真っ直ぐに本丸跡を指す木々の影。

そして、ついに本丸跡に到着。

白旗山山頂。
440m。

山頂からは、妻の勤めるSPring-8/SACLAや、娘の通っていたプレ・スクールの友達の住んでいるマンションが見えました。
「○○ちゃ~ん!」と娘は叫んでいましたが、まぁ、声は届くはずはありませんが。笑
お決まりですが、「ヤッホ~!!」と私は叫びました。

ビニールシートを広げて、おやつを食べて。
楽しい時間でした。

“ターザン國一”の貴重な画像です。(笑)
「アアア~~~ッ!」と何度も雄叫びをあげて遊んでいました。
が、この後、ツルが切れて落下。(笑)
見ていた妻も娘も大笑い。
楽しい楽しい午後の休日でした。
白旗山には、赤松則村(法名 円心)が築城した白旗城跡があります。
彼は、鎌倉時代から南北朝時代に生きた武将です。
赤松円心は、鎌倉幕府滅亡後(反幕府勢力として後醍醐天皇につき挙兵)に成立した建武の新政から離反した足利尊氏に従い、挙兵に参加します。しかし、1335年尊氏は北畠顕家、新田義貞、楠木正成らの宮方に敗れて九州へ逃れます。
そこで円心は、京都方面から進撃してきた宮方の新田義貞率いる尊氏討伐軍6万に対し、白旗城に籠もり、彼らの西進を五十日あまりの間足止めさせ、湊川の戦いでの足利軍の勝利に貢献しました。
太平記にも赤松氏のこの活躍が記されています。

自宅から車で5分と言うところにありますが、家族で登るのは今回が初めてです。
登山口まで来ると、結構な高さがあります。

最近熊の目撃情報もあり、熊鈴をつけて、いざ出発です。
娘はちょっと不安そうでした。

少し見えにくいですが、登山マップです。
拡大してご覧下さい。
予定では、堀切まで30分。堀切で少し休憩。堀切から本丸まで30分。

登山道は、比較的ゆるやかです。

登山道をしばらく行くと、侍屋敷の石積みの跡がありました。

この辺りから、傾斜が急になり、石だらけの足場の悪い登山道になりました。
かなりしんどいです。
ひたすら登って行きます。

登ること約30分。やっと堀切に着きました。
ここで少し休憩です。
ちょうどその時、本丸から下山してきたボーイスカウトの一団に会いました。
娘と同じクラスのボーイズ達もいました。
引率の方からお話を伺うと、もう一つの登山道の方が傾斜が緩やかな分、楽だと。
「ここからは、景色も良いし、気持ちいいハイキングコースですよ!」と励ましの言葉をいただきました。
2つの登山道は、堀切で合流しており、ボーイスカウトの一団は、別ルートから下山されて行きました。

確かにここからは、太陽が見え、ぱっと周りの景色が明るくなり、青空が見えます。
疲れ果てていた妻も元気を取り戻しました。笑

「櫛橋丸ピークへ 約三十米」の手書きの札。
櫛橋丸までは、さらに急な斜面です。

ついに櫛橋丸跡に到着。

そして、櫛橋丸跡からの眺め。
のどかな田園風景。
何もないけれど、愛すべき田舎。

そして、本丸へと向かいます。
途中、こんな素敵な道もありました。
真っ赤に染まった落ち葉の絨毯。
人が手を入れずしてできた自然美は、何物にも代えがたい美しさがあります。

本丸へ向かう途中の二の丸跡。

ふと空を見上げ。

足元には、真っ直ぐに本丸跡を指す木々の影。

そして、ついに本丸跡に到着。

白旗山山頂。
440m。

山頂からは、妻の勤めるSPring-8/SACLAや、娘の通っていたプレ・スクールの友達の住んでいるマンションが見えました。
「○○ちゃ~ん!」と娘は叫んでいましたが、まぁ、声は届くはずはありませんが。笑
お決まりですが、「ヤッホ~!!」と私は叫びました。

ビニールシートを広げて、おやつを食べて。
楽しい時間でした。

“ターザン國一”の貴重な画像です。(笑)
「アアア~~~ッ!」と何度も雄叫びをあげて遊んでいました。
が、この後、ツルが切れて落下。(笑)
見ていた妻も娘も大笑い。
楽しい楽しい午後の休日でした。
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