守り刀
Posted on 2012.09.10 Mon 17:22:53 edit
事後報告ですが、守り刀をご依頼主様にお納めしました。
ご自身の目標達成の記念にとご依頼をお受けした作品です。
色々と相談した結果、寸延び短刀に決まりました。

長さ1尺3寸5分の寸延び短刀(脇差)です。
刃文は逆丁子で、地鉄は板目に所々杢目肌が出ています。
樋はハバキ上で表裏同じ高さで、鍋底形で止めます。
今回は千葉県の研ぎ師、松村壮太郎さんに研いで頂きました。
松村さんは若手のホープで、刀剣研磨・外装技術発表会に於いて(公益財団法人 日本美術刀剣保存協会主催)何度も日本一(木屋賞)になられたことがあります。
研ぎ師にも色々な流派があり、地鉄の出し方や拭いの濃さや、仕上げの方法で仕上がりも変わってきます。
しかし、上手な方に共通する所は、すっきりとし、仕事が丁寧である事です。
地鉄のこなしが上手く、板目や杢目などが良く出ており、面白い仕上がりとなっています。

ハバキは中田晃司さんです。難しい特殊な上貝ですが、
すっきりとした肉置きで姿、形も綺麗です。
播磨國住 國一作
裏には依頼主様の思いを刻みました。

私の刀が、ご依頼主様の新たな挑戦へのお力添えになる事を祈っています。
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ご自身の目標達成の記念にとご依頼をお受けした作品です。
色々と相談した結果、寸延び短刀に決まりました。

長さ1尺3寸5分の寸延び短刀(脇差)です。
刃文は逆丁子で、地鉄は板目に所々杢目肌が出ています。
樋はハバキ上で表裏同じ高さで、鍋底形で止めます。
今回は千葉県の研ぎ師、松村壮太郎さんに研いで頂きました。
松村さんは若手のホープで、刀剣研磨・外装技術発表会に於いて(公益財団法人 日本美術刀剣保存協会主催)何度も日本一(木屋賞)になられたことがあります。
研ぎ師にも色々な流派があり、地鉄の出し方や拭いの濃さや、仕上げの方法で仕上がりも変わってきます。
しかし、上手な方に共通する所は、すっきりとし、仕事が丁寧である事です。
地鉄のこなしが上手く、板目や杢目などが良く出ており、面白い仕上がりとなっています。

ハバキは中田晃司さんです。難しい特殊な上貝ですが、
すっきりとした肉置きで姿、形も綺麗です。
播磨國住 國一作
裏には依頼主様の思いを刻みました。

私の刀が、ご依頼主様の新たな挑戦へのお力添えになる事を祈っています。
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