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鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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家族の時間~たたらの里編~ 

5月の事になりますが(事後報告ばかりですみません。書きたいことは山ほどありますが時間がありません!)、宍粟市千種町にある「たたらの里学習館」を訪ねました。

授賞式後に講演を依頼されており、講演の中で、西播磨地域におけるたたら製鉄の歴史について触れたいと考えていましたので、講演前にもう一度(何度も過去に訪ねていますが)足を運び、たたら跡を見ておきたかったのです。

自宅から40分ほどで行ける距離ですので、程よいドライブです。

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千種川の上流です。
木々の新緑。川のせせらぎ。癒されます。

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千種高原の麓にこんな小さな吊り橋があります。
娘は、もう大はしゃぎ。(妻も 笑)

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たたらの里学習館までの道のりですが、別ルートを通ってしまいました。
車一台が何とか通れる山道を、インディージョーンズのテーマ曲を歌いながら。
「タラッタタ~タララ~♪」
ちょっとした冒険気分です。

chikusa4.jpg

たたらの里学習館」に着きました。

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学習館の向かいには「天児屋鉄山跡(てんごや)」(兵庫県指定史跡)があります。
その昔、ここで鉄づくりが盛んに行われ、良質の鉄は、陸路や高瀬舟によって長船まで運ばれていました。

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高殿(たたら場)跡。

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ひっそりと石積みが残っているだけですが、今でも「かなくそ」が(砂鉄を溶かす際、砂鉄に含まれていた不純物が溶け出して固まったもの)至る所に落ちており、確かにこの地でたたら操業が行われていた事を物語っています。

静かに九輪草が咲いていました。

タグ: たたら 
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