鑢がけ→焼鈍
Posted on 2012.04.24 Tue 16:24:54 edit
火造りの終わった刀身に鑢をかけます。
刃の線と棟の線を出し、軽く庵棟に鑢をかけて決めます。

鑢がけが終わると次は焼鈍です。
刀身全体を焼き入れと同じ様に、温度のムラを出さない様に均一に赤めます。
強く赤め過ぎるのは良く無く、変態点を少し超えた位の温度が適温です。
焼鈍のコツは、焼鈍温度から出来るだけゆっくりと冷やす事です。
ゆっくりと冷ます事により鋼のストレスを取り、鋼を軟らかくする事ができます。

焼鈍用の箱です。
中身は灰になっていますが、元はアク(鍛錬の時に使う藁を燃やした物)です。
灰が少なくなってくるとアクを燃やして足します。
赤めた刀身をアクの中に差し込み、一晩置いておきます。

翌朝、刀身を取り出しました。
写真でもわかる様に、5振りの焼鈍が終わりました。

次の工程では刀身の曲がりを直し、刃区(はまち)を切ります。
刃の線と棟の線を出し、軽く庵棟に鑢をかけて決めます。

鑢がけが終わると次は焼鈍です。
刀身全体を焼き入れと同じ様に、温度のムラを出さない様に均一に赤めます。
強く赤め過ぎるのは良く無く、変態点を少し超えた位の温度が適温です。
焼鈍のコツは、焼鈍温度から出来るだけゆっくりと冷やす事です。
ゆっくりと冷ます事により鋼のストレスを取り、鋼を軟らかくする事ができます。

焼鈍用の箱です。
中身は灰になっていますが、元はアク(鍛錬の時に使う藁を燃やした物)です。
灰が少なくなってくるとアクを燃やして足します。
赤めた刀身をアクの中に差し込み、一晩置いておきます。

翌朝、刀身を取り出しました。
写真でもわかる様に、5振りの焼鈍が終わりました。

次の工程では刀身の曲がりを直し、刃区(はまち)を切ります。