FC2ブログ

鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

01 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.» 03

プロフィール

カレンダー

カテゴリー

最近の記事

最新コメント

アーカイブ

全記事表示リンク

リンク

RSS

検索

焦り 

始めの焼き入れは割れてしまいましたが、焼きとしては良い焼きが入ってくれましたので、
その内に何とか一振りは決まってくれると思っていました。
しかし連続で二振り割れてしまい、かなり凹んでしまいました。
あと五振りしかないと思うと、気持ちに焦りが出てきます。

polishing quenched blade2

自宅に帰り、色々と考えながら床に入り朝を迎えます。
そして、新しい朝を迎えると、嫌な事を忘れて一日土置きに没頭します。
焼き入れを終えドキドキとしながら研いで行きます。
この繰り返しが何日も続きました。

bad example_strange wave pattern1

佩き裏は元から先まで納得できるとても良い刃が焼けています。
良い所が目に飛び込んできますが、その後に、悪い所が次々と目に飛び込んできます。

bad example_strange wave2

刀身を裏返すと佩き表の焼きが温度と時間が足らなかったようで、上がり切っていません。

bad example _strange wave3

元に関しては、情けないような焼きになってしまいました。
無意識に、焼き割れが怖くて体が拒否反応を起こし、焼き入れ温度が少し低くなってしまっています。
自分に負けているようで、情けない。悔しい。

元の焼き刃、温度が低くシマシマ模様に肌が流れています。
強気を装っていますが、体や心は素直だ思いました。
正直かなり凹んでいる自分がいます。

ONの日  :  trackback 0   :  comment 2  :