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鍛冶屋生活ONとOFF

-刀鍛冶のモダンライフを書き綴る-

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彫り「龍」 Vol.2 

先日、励ましのコメントを宗風さんからいただいた後、電話をすると、
「真のを彫ってるの?」と聞かれ、
「そうですよ!」と答えると、
「それは、初めて彫るには、あまりに危険すぎる!!!一度、見せて!」と言われたので、
明日、早速、お伺いする事にする事にしました。

人は財産なり。感謝です。


engraving a dragon4

粗彫りに入りました。
短刀の地鉄ですが、粘りも有り硬くも無く彫りやすい地鉄だと思います。
気持ちよく鏨が進みますが、緊張感からは逃げられません。
過ぎない様に、小さく鎚を叩いて行きます。

engraving a dragon5

鏨だけではなく、ここからはキサゲも使い肉置きも決めていきます。
毎日机の前に座るのですが、なかなか目に見えて仕事が進まなくなってきました。
細かな所に時間が掛かります。

engraving a dragon6

全体にまだ浅いかもしれません。
研ぎ師が研いだ時に、砥石が彫り物に当たると大変です。
鏨や道具もまだまだ足らないような気がします。

engraving a dragon7

ここまで4週間かかりました。
まだまだ時間がかかりますが、彫金師の宗風さんにアドバイスと今後の進め方、
どのような鏨や道具が必要なのかを勉強させてもらいに行ってきます。
宗風さんのスパルタ教育が待っているかもわかりませんが、
昔から可愛がって下さり感謝しています。
なんて言われるか怖いですが、楽しみでもあります。

engraving a dragon8

タグ:   刀身彫り  彫り同作   
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