重ね梵字 -荒彫り-
Posted on 2010.07.29 Thu 23:34:43 edit
猛暑が続き空気も乾燥しているので、焼き入れをする為の土置きに取り掛かる事が出来ませんでした。
焼き入れの後の仕事として、刀身彫りの段取りをしていたのですが、先に刀身彫りをする事にしました。
これは、私の短刀です。
お客様に納めていましたが、どうしても私に刀身彫りをして欲しいと熱望されました。
彫り同作の作品を作れるチャンスですのでお引き受けしました。

重ね梵字を下書きし、荒彫りに入りました。
鏨を時間を掛けて研ぎましたが、思った様な切れを得られませんでした。
自分では研げているつもりでしたが、気持ちの良い糸のような切り屑が出来ませんでした。
しかし、何度も研いでいるうちに、少しずつ手が決まるようになってきました。
失敗は絶対に許されません。

角や跳ねなどは、少しずつ鏨を入れながら決めていきます。
時間がかかっても、少しずつ進めていきます。
荒彫りが終わりました。
鏨と切さげ(きさげ)を使いムラを取っていきます。
三日目です。
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焼き入れの後の仕事として、刀身彫りの段取りをしていたのですが、先に刀身彫りをする事にしました。
これは、私の短刀です。
お客様に納めていましたが、どうしても私に刀身彫りをして欲しいと熱望されました。
彫り同作の作品を作れるチャンスですのでお引き受けしました。

重ね梵字を下書きし、荒彫りに入りました。
鏨を時間を掛けて研ぎましたが、思った様な切れを得られませんでした。
自分では研げているつもりでしたが、気持ちの良い糸のような切り屑が出来ませんでした。
しかし、何度も研いでいるうちに、少しずつ手が決まるようになってきました。
失敗は絶対に許されません。

角や跳ねなどは、少しずつ鏨を入れながら決めていきます。
時間がかかっても、少しずつ進めていきます。
荒彫りが終わりました。
鏨と切さげ(きさげ)を使いムラを取っていきます。
三日目です。